豊胸を受けた後にやるべきこと

前回のページまでは豊胸に関して、どのような物質を胸部に挿入するのが安全性がより高いのかということをテーマに解説してきました。豊胸の際に胸に挿入する物質のことをインプラントと呼びます。インプラントには以前は脂肪を直接、胸部に挿入するようなこともしていましたが、脂肪の塊はレントゲンで撮影した際に影として映ってしまうことから、現在では多くの美容クリニックで採用されなくなったということをお伝えしました。その代わりに、現在ではほとんどの美容クリニックで豊胸のために使用されているのはシリコンバッグです。シリコンバッグにはどういう特徴があるのかについて、今回のページでは詳しく解説していきたいと思っています。

豊胸でどういった物質を豊胸のために使用するのかは、これまでの美容の長い歴史の中で、様々な物質が試されてきました。その中で高い安全性が証明された物質として「シリコンバッグ」があります。ところでシリコンバッグとはどういった物質なのでしょうか。それは、生理食塩水を入れたバッグのことです。この物質が現在では最も安全な物質であると考えられています。もちろん、今後も様々な物質が試されて、より安全性が高く、豊胸の効果が高いものが開発されることと思いますが、それまでの間は生理食塩水のバッグが使用されていくと思われます。

シリコンバッグを使用するためには、外科手術によって脇の下を切開し、そこからシリコンバッグを挿入するという方法で美容整形を行います。ケースバイケースですが、外科手術をあまりしたくないという人は、もう少し気軽に受けられる方法として、「ヒアルロン酸注入」という方法がお勧めです。この方法は、ヒアルロン酸という、人間の体にもともと備わっている物質を胸部に注入することによって豊胸を行うという美容法です。

外科手術に抵抗があるという人でも、ヒアルロン酸の注入なら、注射を受けるだけで豊胸を行うことが可能です。ヒアルロン酸は、ほとんど拒絶反応が起きないので安全な豊胸が行えます。

ヒアルロン酸のほかにも、自分の血液を使用して豊胸の元となるジェルを作るという方法もあります。ただ、非常に新しい豊胸の方法なので、もう少し、観察する必要があるかもしれません。

 

豊胸の参考情報  →  ヴェリテクリニック