豊胸が必要な場合はこんな時

前回のページまでは豊胸という施術について、どういった方法があるのかに関して、豊胸という施術の歴史と共に様々な情報をお伝えしてきました。豊胸は女性にとって大切な乳房を扱うことから、長らく人々に受け入れられない歴史を持った施術でした。ですが時代の変化と共に人の価値観は変化し、今では誰もが気軽に受けることができるものへと変貌してきました。それでは今回のページでは、豊胸という施術が必要とされるのはどういう場合なのかについて、詳しく解説していきたいと思っています。

豊胸では、現在では最もメジャーな手法として、シリコンバッグを用いる方法があります。この方法が確立するまでには様々な試行錯誤が試されました。というのも、シリコンバッグを用いる豊胸の前は、違った素材で豊胸が試されましたが、その際には手術後にレントゲンに挿入した物質が異物として映り込むことが多くあり、せっかく挿入した物質を手術で取り出さなくてはならなくなったりもしたようです。豊胸の際に挿入する物体のことを総称して「インプラント」とも呼びますが、そのインプラントの周りに繊維質のものが発生する状況は、その後も問題を改善するのに多くの手間と時間が費やされました。

胸に脂肪を直接、注入するという豊胸の手法が試されたことがありましたが、その方法では、大量に注入した脂肪の周りに石灰が発生してしまうという問題点がありました。それがしばしば、検診で乳がんと見間違われたことから、この手法を採用する美容クリニックは減少していきました。そのようにして、豊胸の手法は次第に変化していき、やがてシリコンバッグにたどり着きました。

乳がんの検診は、現在では触診とマンモグラフィーですが、それ以前はレントゲンが主な検診法でした。乳がんの検診法が変わり、今ではレントゲンの影の問題はなくなりましたが、シリコンバッグの性能がとても良いので、脂肪を注入する豊胸の方法は減っていっているのが現状のようです。

ここまでは豊胸の施術の仕組みについて説明しましたが、次回のページでは豊胸を受けるにはどういったクリニックが適しているのかについて、美容外科クリニックの裏側も含めて、詳しく解説していこうと思っています。

 

豊胸の参考情報  →  http://www.veriteclinic.com/